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日本の国民病ED治療薬レビトラと硝酸イソソルビドテープ併用の可否

2019年08月06日

勃起不全症(ED)は日本人男性においては他国と比較して発症率が高く、日本の国民病とまで言われています。
日本では、クエン酸シルデナフィル(バイアグラ、およびそのジェネリック)、バルデナフィル(レビトラ)、タダラフィル(シアリス)の3つの有効成分が厚生労働省の承認を受けて、臨床応用されています。
その中でも、バルデナフィルは最も即効性に優れた医薬品であり、より早い効果発現を期待する患者にニーズがあります。
しかし、バルデナフィルは薬物相互作用による影響を受けやすく、3つの有効成分の中で最も併用薬に制限のある薬となっています。

3つの有効成分すべてに共通する、併用禁忌の薬も存在し、それはニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド、ニコランジルといった硝酸薬がその代表例です。
どうしてこれら硝酸薬が禁忌になるのかというと、作用するポイントが密接に関与しているためです。

血管平滑筋が弛緩する時、血管内皮細胞から一酸化窒素(NO)がまず放出されます。
このNOはグアニル酸シクラーゼを活性化させることで、サイクリックGMPを産生します。
これが血管平滑筋を弛緩させ、血管を拡張させるのですが、このサイクリックGMPを分解して無効化する邪魔者も存在します。
それはホスホジエステラーゼVという酵素です。
ED治療薬の3つの有効成分はいずれもこのホスホジエステラーゼVを阻害する薬です。
一方、硝酸薬はNOの産生を促進します。
つまり、これらを併用すると同じ血管拡張機構に2剤が作用することとなります。
これにより相乗効果が出て、過剰に血管が拡張してしまい、低血圧等の副作用の過剰発現が問題となるのです。
このため併用禁忌となっているのです。
ところで硝酸剤の中には硝酸イソソルビドテープのような外用剤が存在します。
貼り薬だし併用は大丈夫だろうと思う方もいらっしゃるでしょうがこれも併用禁忌です。
気を付けましょう。

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